原鉄メールマガジンVol.10 「今さら聞けない!?「素地調整」と「下地処理」について」|原田鉄工

原鉄メールマガジンVol.10 「今さら聞けない!?「素地調整」と「下地処理」について」|原田鉄工

鉄でつなぐ未来 原田鉄工株式会社




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「原鉄メールマガジン」|Vol.10  発行責任者:垰

  公式ホームページ:https://harada-tekkou.co.jp/

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鉄でつなぐ未来 原田鉄工株式会社
いつもお世話になっております。
原田鉄工株式会社 垰です。
2023年9月より始めました原鉄メールマガジン
今回も月に1度「原田鉄工について」や「お役立ち情報」、「豆知識」などお届けする為、Vol.10を配信させていただきます。
また過去配信した原鉄メールマガジンはこちらから読み返せます。
お時間がありましたら、最後までご一読いただけると幸いです。
配信停止希望の場合はお手数ですが、こちらをクリックしてください。

前回はステンレスが錆びる最大の原因である「もらい錆」について紹介しました。
ステンレスは酸化クロム呼ばれる被膜のおかげで錆びにくい優秀な素材ですが、一定の条件下では簡単に錆が発生する可能性があります!
ステンレスが錆びる原因は大きく4つあります。
①塩分・酸性
酸化クロムは塩分と酸に弱いです。
沿岸部など海水の近く、酸性の薬品と接触するなどの状況では錆びてしまいます。
②汚れ・水分
汚れや水分が酸素の供給を妨げてしまいます。
クロムと酸素が結合できないと、酸化クロムは形成されず錆びてしまいます。
③溶接・曲げ加工等
溶接や曲げ加工を行った部分には残留応力が発生します。
残留応力を除去しなければ、内部の結晶構造は劣化するため錆びてしまいます。
④もらい錆
他種金属がステンレスに接触する事で発生します。
酸化クロムの内側ステンレス表面に錆や鉄分などが付着し、錆びてしまいます。

ステンレスが錆びる原因の中で最も多いのが
④もらい錆です!
錆びた金属との接触はもちろんですが、錆びていない金属でも接触する事で表面に鉄分が付着しもらい錆が起こるパターンもあります。
日常的にステンレス製品が他種金属を接触する機会は多くあるので、気が付かない間にもらい錆によってステンレスが錆びてしまう事があります。

もらい錆は初期段階なら簡単に錆を落とす事が可能です!
なるべく初期で対応できるように定期的にメンテナンスを行いましょう。
第10回メールマガジンは「素地調整」と「下地処理」についてです。
錆を落とす事はもちろんですが、
表面に付着している酸化被膜や汚れ・ゴミなどを除去する作業となります。
どちらも耳にしたことがある人もいるかとは思いますが、
「素地調整」と「下地処理」は違いはあるのか?どうやって作業するのか?
などについて紹介していきます!

目次

「素地調整」と「下地処理」について

素地調整と下地処理の違い

「素地調整」と「下地処理」(下地調整とも呼ばれる)はどちらも同じような意味合いで使われる事が多く、どちらも塗装の前処理となります。
実際の仕様書などでも明確に使い分けられている事はあまりありませんが、「素地調整」と「下地処理」は厳密には異なる作業となります。
素地調整
表面に塗装といった手が加えられていない「素地」を塗装に適した表面にする。
下地処理
表面へ塗装などが行われた「下地」を塗装に適した表面にする。
素地調整と下地処理はどちらも「塗装に適した表面へ変化させる」作業ですが、作業を行う前の状態が異なります。
しかしながら実際には「素地調整」と「下地処理」はどちらも区別されずに使われている事がほとんどです。
発注者と工事者の間で思い違いとなる可能性があるのであまり気にせずに「塗装に適した表面へ変化させる作業」と捉えた方が良いかもしれません。

素地調整と下地処理の作業方法


塗装に適した表面へ変える方法はいくつかあり
「表面の状態」や「必要な耐久性」を考慮しながら組み合わせて作業します。

《 脱脂作業 》
表面に付着している油分や汚れは塗料を弾くため、取り除く必要があります。
有機溶剤や洗剤を使用し、拭き取り・乾燥させます。

表面に付着した酸化被膜や錆、劣化した塗膜は塗料の密着を妨げる原因となります。
電動工具やブラスト処理などで表面の付着物を除去しましょう。

《 パテ、プライマー塗布 》
表面の状態が悪い場合にはパテ付けをすることで、仕上がりを美しくできます。
対象物の材質によっては専用のプライマーを塗布する必要があります。


素地調整と下地処理の重要性

塗装を行う前には絶対にやらなければならないってほど重要です!

素地調整や下地処理を行わず塗装した場合には
・ゴミや汚れが塗装後の表面に浮き出るので仕上がりが悪い。
・塗料が密着できていないので簡単に剥がれてしまう。
・そもそも塗料が弾かれて塗装できない。
このような「不良品」が出来上がることになってしまいます。

逆にキチンと処理を行うだけで仕上がりと塗装の耐久性が大きく向上するのです。

まとめ

素地調整と下地処理は厳密には作業を行う前の表面状況が異なる。
しかしほぼ区別される事はないので、どちらも表面を塗装に適した状態へ変化させる認識で問題ありません。

塗装した後には「どのような処理をしたか?」「どの程度処理したか?」など
塗料が隠れてしまい目立ちにくい作業なので、軽視される事もありますが…
素地調整や下地処理を怠ると重大な塗装不良へとつながります。

素地調整や下地処理は予算・製品の状態・必要な耐久性を考慮して方法や精度を選択する事が重要となります。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今月のたお
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皆様5月のGWはいかがでしたか?
最長だと10連休もあったとの話も伺いますが、満喫できたでしょうか?

私は3連休、4連休と中日を挟んでのGWでしたが、息子が体調を崩した日もあって結局遠出する事はできませんでした。
GWの広島はめちゃくちゃ暑い日があったので、今年初となる川遊びをしに土師ダムへ息子とお出かけしてきました。

まだ自転車には乗ったことが無くサイクリングは無理なので、遊具と芝生の広場と小川がある場所へ直行です。
到着して荷物を片付けるなり、大きい遊具を無視して息子は虫かごと網をもって走って川へ向かいます!笑

「いっしょにカニとろっ」との要望なので、頑張って2時間ぐらい捜索しましたが、意外にカニがおらずお魚3匹、カエル2匹、アメンボやらの虫を何匹か捕まえる事に成功しました!

体が冷えてきたので川を上がった後もカエルがお気に入りで虫かごから離れず、結局大して遊具や芝生の広場で遊ぶことはありませんでした…
夕方の帰る時間になると「けろちゃん持って帰る」と逃がす事は断固拒否!
帰り道でけろちゃん用の虫かごセットと人口エサを買って帰りました。

しかしいくら頑張っても人口エサを食べてくれないので、ペットショップに行って相談しエサ用のコオロギを10匹ほど購入する事に。
多少の虫なら触れますが、コオロギは全然触れる気がしないので葛藤しました。
持ち帰って家にあった虫かごへコオロギを移動し、コオロギも一時飼育。

カエルよりコオロギの方が数多いし、鳴き声大きいし何を飼っているか謎な状態です。
ピンセットで息子とビビりながらコオロギをケロちゃんの虫かごへ移動させると、いつの間にかコオロギがいなくなっているんで、ちゃんと食べているみたい。
息子は大喜びで毎日楽しそうにケロちゃんを捕まえたりして遊んでいます!

ある日コオロギをケロちゃんに与えるために移動させていると明らかに数が少ない事に気が付きました。
3匹ほど虫かごの隙間から脱走したようで、1匹はリビング、1匹は嫁のズボンから発見しましたが、
最後の1匹が未だに見つかっていません…
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