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2022.12.19

もはや新品!古い製品をぴっかぴかにしていく

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ご依頼頂いた製品は社内治具です。

経年劣化により塗装が剥がれ、錆が進行していた状態でした。

 

かなり古い治具だそうで、図面が無いため新しく製作するのにも手間と予算が必要でこまっているとの事でした。

そのため今回はどうしても必要な部分のみ改造と修理を施した後に、再塗装を行いました。

まずブラスト(1種ケレン)で塗装と錆を全て剥がし、下地処理(素地調整)を行います。

その後下塗り、上塗りと塗り重ねを行い完成となりました。

下地処理(素地調整)の重要性

 

ブラスト後、塗装した製品は見違えるほど綺麗になり、錆が進行を続け不安があった耐久性も長期に渡って安心できるものとなりました。

 

◎1種ケレン(英語:Surface preparation by blasting)

素地調整(下地処理)の事をケレンと呼び、1種~4種まで工法と除錆率により分類される。

1種ケレンはブラスト法にて素地の調整を行う規格で、表面の除錆率95%以上が求められる最も優れた規格となります。

ブラスト法で上記の除錆率をクリアできれば、研削材(メディア)は特に指定がありません。

◎ブラスト(ショットブラスト/グリッドブラスト/サンドブラスト/1種ケレン 英語:Blast)

高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。

◎表面処理(英語:Surface treatment/Surface preparation)

素材表面の性質を向上させる目的に行う処理のことです。

研磨・塗装・メッキ・熱など多くの処理方法があります。

 

[製品情報]

 1500×1500 L=2500

[素地調整]

 グリッドブラスト SSPC SP-10

[塗装仕様]

 エポキシ変性アルキド樹脂系下塗り塗装×1回

 合成樹脂調合ペイント上塗り塗装×1回

 

今回の工期は4日となります。 架台本体と手摺・梯子が塗分けだった為、多少工期が必要でしたが短納期にも対応させていただきます。