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2022.08.16

大口径配管 水中部塗装と膜厚管理

製品情報に新しくYouTube動画を更新しました。

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 【強敵】巨大な配管をブラストして水中部塗装して検査する!

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5mある大口径の配管内部をブラスト、水中部塗装、膜厚検査をしていきます!

 

重量2t、長さ5mの巨大配管をブラスト施工後、水中部塗装を行います。

水中部塗装なので必要な最低膜厚も300μmとぶ厚いうえに、必要以上に膜厚が厚くなりすぎると塗膜が剥離する恐れがあるので、最高膜厚の上限も気をつけながら塗装します。

これらの条件をクリアするために何度も検査~修正塗装(膜厚が厚すぎる箇所は擦って削る)を繰り返しました。

最終的には300μm~600μm内に全て収める事ができ、完璧な仕上がりに出来ました!

機械塗装・金属塗装の事なら広島「原田鉄工㈱」へ

スプレーガンの種類 エアレススプレー編

塗料とは? ~膜厚の重要性について~

 

◎水中部塗装

その名前の通り水中や水回りに使用される部品に対して有効な塗装です。

通常の屋外より更に厳しい腐食環境に晒されても、長期間に渡り腐食から守ります。

◎膜厚(英語:Film thickness)

塗料を塗り、乾燥後に得られる塗膜の厚み。

単位はµmで表される。1µm=0.001mm 乾燥膜厚によって下地の寿命、機能性、美観が大きく左右されてしまいます。

◎腐食(腐蝕 英語:Corrosion)

科学的または電気的に使用環境の中で表面から変化することで、外観や機能が損なわれる。

腐食が進行していくことで厚さが減少する、孔が開くなどの現象が発生します。

 

[製品情報]

 φ1500×5000

[素地調整]

グリットブラスト

 SSPC SP-10

[塗装仕様]

 エポキシ樹脂系特殊膨潤炭塗料 300μm